どこかにあるよ
いつも、はみ出していると感じていた
いつも、ここにいるべきではないのだと思っていた
ここは自分の居場所じゃない
それなら私の止まり木は
どこにあるのかな
たくさん飛んだよ
飢えた昼も、嵐の夜も
でも見つからないんだ
疲れ果ててもう飛べないよ
それでもどこかにあるよ
安らげる場所が
暖かくて幸せで
なんにも困ることもない
どこかにあるよ
幸福な王子の足許で
冷たくなった一羽のツバメ
あんな風に死ねたなら
役に立って寄り添って眠れたら
寒い冬も辛くないのかな
夢を見ながら
私は目を閉じる
おやすみなさい
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ブログチャレンジに詩を書くというのがあるので書いてみたんですが、難しいな…
心が疲れてしまっている時は、色々考えてしまいますね。
空を飛ぶのが当たり前の鳥にとっては、生きることは飛ぶことで、私たちが見ている程には自由でも楽でもない一生を送っている訳で。
飛べなくなったら食べ物も獲れないし、天敵からも逃げられないだろうしで死は免れないんですよね。
シンプルで厳しい世界。
人間は知恵を得て進化したけれど、それは同時に普通の動物だった頃には持ち得なかった知覚を得たということでもあって、死の概念なんかもそのひとつで。
色々なことを考えられるのは、果たして本当に幸せなことなのか、たまに考えたりもしていました。
どんなに辛く厳しい環境でも、動物たちはひた向きに生きようとします。
ある程度の知能があっても、死にたいと思ったりする生き物はそうそういないんじゃないかなぁ。
全く何も知らないか、程々に適切な知識を持っているくらいがいいのかも知れません。
中途半端に知っていても、沢山知りすぎていても、色々と辛い。
知識がなくとも敏い人もいて、気付いてしまうと辛いことも、沢山あるのだろうなぁ。
難しいですね。
今の世の中は、中途半端なんだなと思います。
技術的にも精神的にも。
もし色々と足を引っ張るものがなく、開発や研究をする人がのびのびと従事出来ていれば、今頃技術はもっと進歩していて、人はこんなにあくせく働かなくてよかったのかも知れない。
もっと様々な病気をや不自由を治療する事が出来るようになっていたかも知れない。
社会全体の精神が成熟して、自分さえよければいいという人が減っていたら。
貧富の差はここまで広がらず、生きる事に苦しむ人ももっと少なくなっていたのかも知れない。
優しい人や真面目な人が損をする世界で、こんな世の中だったらなくなった方がいいと思ってしまうような場面を多く目の当たりにします。
悪い事を考える人や、自分勝手な人たちの頭の中がひっくり返っていい人にならないかなとも思ってしまいます。
ペルソナ5みたいにね。
そう、今日アニメの特番があるんですよ。
前にやっていたシリーズの続きですが…(尺が足りないよなぁと思っていたら、そこで終わるの?ってところで終わってしまった)
(※TVシリーズ全26話は、dアニメストアで視聴できます。初回登録で31日間は無料なので気になる方、振り返りたい方は要チェック!)
1時間くらいの枠っぽいので、あの後の怒涛の展開をどう凝縮させるのかは気になるところです。
シリーズの時は、自分的には結構よかったと思うんですよね。
戦闘の表現も段々よくなっていったし、コープイベントの差し込み方とかも好きだったので。
時間が時間なのでリアルタイムで見られるかちょっと不安なんですが、楽しみにしています。