アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

無敵の人を生まないために、社会的孤立をなくしていくためにできること

孤独に海を眺める人

どうも、無敵の人予備軍のmioです。

冗談ではなくそう思っています。

私は今抱いている僅かな希望がなくなってしまえば、もう無敵の人状態は目前という状態にいます。

そんな予備軍な自分が見たり考えたりしたことを、この記事に綴りました。

 

昨日もnoteに同じ方向のものを書いたんですけどね。

note.mu

今回はそれの拡大版といいますか、統計などにも触れつつ…という感じです。

 挫折と孤立、前科もなく予測が出来ない人々

 前兆も何もなく、突然引き起こされる無差別殺傷事件。

被害を受ける側は一方的に蹂躙され、なすすべもありません。

対犯罪のプロですら、刃物を持った暴漢に襲われた場合はとにかく逃げて助けを求めるのが最善策だというくらい、一般の人には対抗策がないのです。

つまりは、一度始まってしまったら収束するまでどうしようもない、普通に生きている人にはただただ恐ろしい出来事でしかありません。

それを如何にして未然に防いでいくかが、これからの課題になるでしょう。

 

昨日の無差別殺傷事件の際にも取り上げた、こちらの記事。

yomidr.yomiuri.co.jp

 この中で、新潟青陵大学の教授・碓井真史さんは「『無敵の人』は昔の不良の『俺なんてどうでもいい』を知的に表現しただけ」と言い、優等生型の犯罪が目立つのが現代的だと指摘しています。

「優等生が挫折すると、プライドが高い分、自分の境遇を実際以上に悲惨に感じる。夢をつぶされた、人生を狂わされたと思い込んだ時に自暴自棄になる。『無敵の人』はどうなってもよいと言いながら、誰かに認められたい、愛されたいと、もがいているように見える」

 どう見ても私です、本当にありがとうございました。

 

…というのはさておき、こちらの文面を見るに「無敵の人」って、ある程度何らかの能力はあって、適正な評価と働く場所を得られれば十二分に活躍できる人材になり得たんじゃないかなと感じたのです。

ちゃんと社会に出ていれば、優秀な一員として第一線で働いていたかも知れない人たち。

だというのに、挫折や何か(今でいうと発達障害や過重労働による精神障害など)で社会とのつながりが絶たれてしまい、挙句多くの人に危害を及ぼす存在になってしまうというのは、非常に悲しいし勿体ないなと思いました。

 

というか、そういうのを放置し続けた挙句、人を殺傷するような事件を起こすまで追い詰めてしまうんだから、今の日本社会って生産性がないどころかマイナスですよね。

子供3人産んで貰う前に、死んでしまう・殺されてしまう子供を減らさないとせっかく生まれてきたってダメじゃないの?と思ってしまいます。

 

また、この記事のメモ部分が気になって原本となったであろう資料を探してきました。

法務省:研究部報告50より、

「第3章 無差別殺傷事犯の実体」

http://www.moj.go.jp/content/000112400.pdf

 2000~2010年に裁判が確定した無差別殺傷事件の受刑者がどんな人物であったか統計を取ったデータです。

2011年度以降はまだ出ていないようで、恐らく10年毎に統計を出しているのかなと。

(とすれば、2020年度が過ぎないとこれ以降のものは出て来なそうですね)

 

受刑者の中には元々反社会的組織に与していて暴力的だった人もいますが、半数以上は前科もなく、他者との関わりも薄く…

やはり道半ばで挫折を味わった人が、社会のツケを一気に負わされて孤立してしまったのでしょうね。

 

そういう社会的に孤立してしまった人、行き場のない人を見つける機関も人員も、受け皿になるような場所も、もう一度立ち直れる流れにつなげられるものも、全然足りないというか「ない」ですよね。

そういうのが存在していたら、私も今ここにいないよなぁと。

 

行政に期待なんてできないし、そうしたら民間が率先してやっていくしかないのでしょうね。

情けないですが。

その為にも、私はどうしてもしょぼ喫みたいなお店を地元に作りたいんです。

自分の挫折や引きこもり、会社に使い潰された経験などもきっと、役立てられるでしょう。

 

川崎の事件では、犯人は人との関わりもほぼ断絶、ネットやスマホもない生活を送っていたといいます。

ネット発信だけでは、届かない人もいる。

そういう人たちが辿り着けるかは分かりませんが、「現実の世界で」「地道に」活動していたらそれなりに人づてに情報が広まったり、同じような活動を始めたり、支援してくださる方だって出てくるかも知れないのです。

実店舗の強みは確かにあるので、ネットもリアルも有効に活用して、社会的孤立状態になっている人たちをどこかに、誰かに繋いでいきたいのです。

camp-fire.jp

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