アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

トレパク冤罪騒ぎで一番ヤバいと思った事

本来はnoteで書いていたのですが、ある程度の長さになったのでこれは自分のブログに残しておいた方がいいなと思ったのでこちらに投稿します。

トレパク冤罪事件

とある作品のファンコミュニティで、二次創作のイラストにトレパク(ようするになぞって複製した絵を、自分の作品だと言って出す事)の冤罪騒ぎがありました。
ただ、今回はその冤罪を受けた被害者の方がしっかり対応したお陰で疑惑は晴れ、一件落着という形になる筈だったのですが…

ヤバいと思ったのは、そのコミュニティに属する第三者、つまりは同じファンの言動です。
恐らく加害者となった側の人たちのファンである方が多いのだと思いますが「被害者が事件を公表したから騒ぎが大きくなった!」「加害者さんがコミュニティにいられなくなる!」「被害者が黙っていればよかったのに!」と取れる発言を堂々とされていたんですね。

申し訳ないですが、これって最早、組織的ないじめでは?と思ってしまいました。
自分たちの平穏のために被害者は泣き寝入りしろと?
まるで某…Youtuberが取り上げなかったら表沙汰にならなかった、いじめを隠ぺいしようとしていた学校と同じじゃん!となりました。
或いは、限界集落のムラ社会かな?
ちょっとどうかと思いましたね。

自分だけよければいいって人、いるよね

それでも被害者さんの対応が冷静でしっかりされていたので、不埒な人々がTwitterで呟いているくらいだったらスルーしてたんですけど(私は原作も読んだ事のない第三者だし、この人たちやっべぇな~くらいで)
はてなとかnoteにまで乗り込んできちゃってるじゃないですか。
一体どちら様でどこ寄りなんです?みたいな内容は置いといて…
どなたも自分の感情や欲望にばかり忠実で、人の気持ちが分からない人たちなんだな、というのを感じてしまいました。
加害者寄りの事を言っている人すら、加害者の心配をしている訳じゃなくてその作品だけが目当てなのかな?と思えるくらい、自分本位な言動に見えました。
(恐らく)いい年をした(恐らく)大人の女性たちがこんな体たらくですか。
いやぁ、いじめがなくならない訳ですよ。

一人ヤバいのが出るとみんなヤバいと思われる罠

ともあれ、私もそのコミュニティの人たち全員がやべぇ奴だとは思いません。
まともな人が大多数でしょうし、被害者さんのことを心配し、応援したり陰ながら支えたりされている方も少なくないと思います。
ただ、先述の愚かな行為をしてしまう人たちは、どうしても悪目立ちせざるを得ないので、外からは「あの界隈やべぇな」って印象がついてしまいがちです。

じゃあそのコミュニティの第三者はどうすればいいかというと、余計なお気持ちではない具体的な再発防止策を考えるとか、アルファアカウントからのいじめ・嫌がらせ行為が起きても対応できるように自浄作用をしっかりしようとか、一人一人が気を付けるしかないんじゃないでしょうか。
今回の騒ぎが起きた原因や「この界隈やべぇな」と思われた原因を被害者さんの行動のせいにしている人たちは、目を覚まして欲しいですね。
そういう人たちこそがやべぇと思われてるんですから。

実際問題、ある程度人が集まれば割合で様子のおかしい人が混じってしまうのは仕方がありません。
でも、そのおかしい人が何か問題を起こした時こそ、コミュニティ内の他の人たちの対応力が問われるのです。
そこで今回のケースのように「(なぜか)加害者が可哀想だ」「被害者が黙っていればよかったのに」みたいな事を言ったりやったりしてしまうと周囲からの評判・信頼性ががた落ちし、自分で自分の首を絞める事になります。
最終的には「あの作品のファンやべぇな」とお好きな筈の作品の評判まで落としてしまう事に繋がりかねません。

フォロワー数は正義じゃないぞ

あと、いい加減フォロワー数で相手が正しいか・力があるかを測るのはやめましょうよ。
私が時々見てるフォロワー何万人、何十万人の○○さんとか××さんも、普通~に時々間違ったツイートしてますから。
人間誰でも間違う事はあるのだという事を頭の隅に置いて、信じすぎるのは控えた方がいいです。

最後に。
この記事で事件の起きた作品やそのコミュニティ名、当事者のお名前は出しませんでしたが、表記を控えたのはひとえに被害者の方がしっかりとした対応をし、可能な限り丸く治めようとされていたからに尽きます。
まぁ、その作品全く触っていない私のところにまで聞こえてくるような騒ぎになりましたから、名前は出さなくてもご存知の方も少なくはないでしょう。
今後同じ作品ファンの中で、似たような(トレパク冤罪ではなくてもいじめや人を陥れるような内容の)騒ぎが起これば「またあの作品のファンか」「あの作品のファンはやべぇやつばっかりかよ」と外の人間からは思われてしまう可能性があります。
ですので、該当作品のファンの方は「その作品を好きな一人として」作品や作者さんに恥じないような姿であるか、一度振り返って欲しいなと思います。