アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

面識のない人や慣れない相手に電話を掛けるのが辛い

電話での予約や手続きが無理です。

電話での手続きや予約が無理。

特に、会ったこともない人や自分が慣れていない人に電話を掛けるのは非常に辛く、掛ける前から大きなストレスを感じてしまいます。

「やらなきゃ」と思っていても、手元に電話番号や伝えること、聞くことを書いたメモを用意していてもなかなか電話を掛けられず、焦燥感を募らせたりできない自分を責めたり。

鬱傾向のせいか、そういったことで余計に苦しみに苛まれてしまうんですよね。

 

こんな時、どうしたらいいのでしょう?

もっと気楽に電話を掛ける手段はないのでしょうか。

 自分を追いつめ過ぎない

ハローワークののカウンセラーさんにその話をした時、「できない時はしょうがない」と考えて楽になる、自分を追いつめ過ぎない方がいいということを教えて貰いました。

「今自分はそういう状態なのだから、できないのが普通の状態なんだ」とある意味開き直ることで、心の負担を軽くできるんじゃないか、と。

 

それもそうなんですよね。

「できない状態」が自分の基本なのだと思えれば、諦めもつきます。

発達障害や精神的な疾患がなくとも、人は得意なことと苦手なことがありますからね。

どうしても難しいことよりは、得意なことを見つけて、それを伸ばしたり役立てたりしていく方が生きていくのにも建設的な手段なのだと思います。

 

でも、期限が決まっているとかできるだけ早く連絡しなければならないという時は、なかなか電話を掛けられない状態というのは困ってしまいますね…

私も今その状態で、精神科や心療内科は患者数も多くて早めに電話をしないと予約を取れる日がどんどん先になってしまう可能性があります。

分かっているのに、できない…

そんな時どうしたらいいかを、自分なりに考えました。

思い切って電話を掛けるために

人のためだったらできる!?

以前、発達障害のことを調べている時に、面白い話を目にしました。

「ADHD傾向の人は、人の喜ぶ姿を見てやる気を出したり、普段よりも高い能力を発揮する」のだと。

 

…いやちょっとびっくりしたのですが、これ私にすごく当てはまるんですよね…。

自分の身の回りのことがままならない状態でも、困っている人を手伝ったり、人に喜んで貰うために頑張ってしまう…

そのお陰で逆にやりがい搾取など、いいように利用されてしまうこともある訳ですが。

この辺、本当気を付けなきゃなと思います。

 

話は本筋に戻りまして…

個人差や個々の特性もあるので、全てのADHD傾向の方がそうとは言い切れませんが、私や同じような性質を持っている方は「自分のためだと思うとなかなか出来ないことでも、人のためになるなら出来る、やれてしまう」みたいなところがあるんじゃないでしょうか?

「あ~、人のためになら出来るのにな、やっぱりしょぼ喫的な場所を作れたら多少はそういうこと(病院や相談窓口に代わりに電話するとか)とかすればすごく助かる人もいるんじゃ?」みたいなことも考えていたのですが、

 

だったら、自分のことじゃなくて他人のことだという気持ちで電話を掛けてみたらどうだろう?

と思ったのです。

 

まだちょっと試してはいないのですが…

上手く行ったら、また報告します。

安心感や心の支えになるものも大切

そういう工夫も大事なのだと思いますが、他にも電話に際する心配事を減らしたり、もし上手くいかなくてもなんとかなるというような精神的な支えになる要素というのも大事なんじゃないかなと思っています。

 

私の場合、病院に電話しても上手く説明できなかったらどうしよう、対応が冷たかったら、断られたらどうしようという不安とともに、もし予約が取れても当日本当に行けるのか?

(遠いので)ちゃんと病院まで辿り着けるのか?

という部分も懸念材料だったのです。

 

自分がきちんと説明できるかや先方の対応は、実際電話してみるまで分かりませんが、通院当日の不安は緩和される出来事がありました。

以前住んでいた古い家の取り壊し関連で母と業者さんが来ていたので、その合間に思い切って自分の発達障害と鬱の疑いについて話してみたのです。

今まで顔を合わせたりメールで話す機会があってもなかなか癒えなかったのですが…

思ったより結構真剣に聞いてくれて、予約の日が決まったら連れて行ってくれると言って貰えました。

母ももう年金を貰うような年ですし、体にも衰えや病気が出てきています。

この先を考えると、私のことも心配なのでしょう。

 

昔されたことを忘れられるわけではないけれど、それを言っても仕方がないし、自殺未遂の件は本当に言わなければならない状況にならなければ伝えることもないでしょうね。

(唯一そのことを知っている祖母には、お墓の中で守って貰っておこうと思います)

手助けして貰えるなら、有り難くお願いすることにしました。

「ひとつひとつクリアして、やっていこう」という感じで。

そのためにも電話は頑張ってと言われてしまったので、そこは気負いが(笑)

流石にいい年をして、母に電話してとは頼めなかったんですよねぇ…

 

でも、家族や周囲の方に何も頼れないという状況の方もおられると思います。

自治体の相談窓口やNPOなど、支援を受けられる場所があればいいのですが…

こういうところに助けを求めても、対応がおざなりだったら余計に辛いですよねぇ。

その辺り、この手の組織や機関の人たちにはきちんと考えて欲しいと思います。

「やってますよ」という体でお給料や補助、特別な待遇などを受けているのに、実際はやっていないとかいい加減なことをしているのであれば詐欺だし、やめちまえ案件ですからね。