アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

片付け方法論「断捨離」は亡き師匠からのパクリだった?やましたひでこを断捨離!?

令和の言葉狩り!?

ミニマリストの皆さん、今日もシャリッてますか?

最近何かと騒がしい「断捨離」という言葉にまつわる騒動。

#断捨離を断捨離というハッシュタグも生まれ、盛んに議論が交わされていました。

私もTwitterでお世話になっているていないさんの発信でその様子を眺めながら、私憤を紛らわすようにおちょくったようなことを言ったり言わなかったりしていますが、どうやらその流れも変わりつつあるようです。

 

「断捨離」という言葉の提唱者、商標権を持つやましたひでこさん、実はその師匠こそがこの言葉を生み出した考案者であり、やましたさんは彼が亡くなった後勝手に片付け方法論と合体させて第一人者の顔をしていたというのです。

詳しくはていないさんのブログ記事をご覧ください。

www.teinai.work

記事内でていないさんが紹介されているブログも参考になります。

www.poc39.com

…いや~、あのね?

だってやましたさん、「断捨離という言葉が独り歩きしてしまって、本来の意味からかけ離れてしまうのが辛くて…よよよ」みたいなことやってたじゃないですか。

あれは一体何だったんでしょうね?

なんか商標云々っていうとティラミスヒーロー騒ぎが頭を過っちゃうなぁ…こちらは死人に口なしになっているのがなんとも言えないけど…

 断捨離の対極にいる奴が見る断捨離界隈

私のことをある程度知っている方ならご存知かと思いますが念のため、始めに言っておくと私は片付けられない女です。

子供の頃からそうだったので単純に片付けが苦手か面倒くさがりだったかと思っていたのですが、最近いろいろと調べるうちに発達障害やうつによるものではないかとういう疑いが出てきています。

(職場やみんなが使うところはすごくきれいにしたがるのに、自分の領域だとできないという、典型的な特徴が出ているので)

まあ性格的なものなのか疾患だとかによるものかは置いておいて、とにかくものが捨てられない、断捨離とは対極の位置にいるような人間なのです。

 

そんな私から見ても、今断捨離のいと近くにいるミニマリストの方々は何かと落ち着かない気分でおられるのではないかと、気の毒になってしまいますね…

きっと今までやましたさんを尊敬し、その理念に感銘を受けて断捨離を実行していた人だっていた筈なのに、彼女のしたことはそういった、澄んだ心で自分を支持してきてくれた人への裏切りでしかない。

 

だけど人間、何かに目が眩むとどうなってしまうか分からない生き物です。

断捨離を提唱しておいて、本来の断捨離を実践できていなかったのがご本人というのは悲しいですが…

ここしばらくは、静かに彼女の身の処し方を見守るのがいいのかも知れません。

勿論、商標権をかさに着た横暴は許されるものではないでしょうが、そこを裁くのは法ですからね。

商標を取得すること自体には問題はない訳ですから…

ですが、彼女が自身の行いで批判や批難を受けてしまうのも、仕方のない流れなのかも知れません。

「#断捨離を断捨離」どころか「#やましたひでこを断捨離」な流れになりかけているのはお、おう…って感じですね。

それも仕方なしかなとは思いつつ。

批難する方も法に触れてしまうとか、度を越してしまうといけませんのでほどほどにね。

どおりで「断捨離」っておカタいイメージだった訳だ

それにしてもですよ。

この件で私が一番ストンと納得したのは、言葉の響きがカタすぎるよなと思っていたところなんですよね。

こんまりさんの「ときめき」じゃないですが、断捨離の呼び掛けに呼応したのはやっぱり家庭で家事を担うことが多い女性の割合が多いじゃないですか。

言葉やそれに際する理念を広めたければ、メインターゲットとも言える女性向けにもっと柔らかい響きの言葉を用意すると思うんです。売り込む側としても。

なのに、仏教用語みたいな(実際ヨガ(ヨーガ)の三つの行が元になってますしね…)ガチガチの、いかつい響き。

なんだか不可思議なものを感じていたんですよね。

 

蓋を開けたら、ヨガの範疇で生み出された言葉だった(しかも1976~1977年って私が生まれるより前のことですよ)ということで、なんか納得してしまいました。

別に断捨離という言葉自体は嫌いではないですが、やっぱりおカタすぎて身構えてしまうんですよね。

日常にスルッと入り込ませることが出来ないというか。

そりゃそうだ、元が厳格な「行」だもんな。

断捨離を断捨離して、新しいみんなで使える言葉を考えよう!

そんな訳で、

 新しい公益性のある言葉、作っちゃいましょ。

「断捨離」という言葉をYoutubeやブログで使っていいの?専門家の見解

弁理士のなかむらしょうじさんが、見解を表明してくださっています。

 法廷で争うということになれば難しい判断が必要になってきますが、権利をかさに着て動画やブログ記事のタイトルや内容に「断捨離」と入っているだけで物申すというのはやりすぎではないでしょうか?

言葉を広めておいて使ったらアウトとか、そんな当たり屋みたいなことをしたら最終的に敬遠、嫌煙されて廃れてしまうのはまあ、当然の成り行きではないかと。

 

元々他の人(しかも師匠)が用いていた言葉をしれっと権利を取った上、横暴な行いが明らかになりgramみたいな商標ゴロの印象が付いてしまったやましたさん。

この件もまあ、どうなるか分からないですが…

 

とりあえずティラミス食え。