アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

地震に危機感を持っていても、貧乏すぎて備蓄や非常用持ち出し袋なんて用意できない

地震や災害のために、備えは必要と分かっているけれど…
昨晩の新潟の地震、津波注意報も出ていて眠れぬ夜を過ごされた方も少なくなかったのではと思います。

一時避難されていた方も、夜のうちに帰宅された方も少なくなかったようですが、今回の地震でも十数名の方が負傷されたようで…

つい先日茨城の方が震源での地震もありましたし、またいつ大きな地震が起こるか分からないところが怖いですね。

そう遠くないうちに来ると予測されている南海トラフの地震も、相当大きいものだと言われていますし。

 

こうした地震や災害が起こる度に何かと取り沙汰されたり呼び掛けられるのが、非常用持ち出し袋やもしもの時の備蓄の話。

でも、実際それを用意するだけのお金がない人、一家はどうすればいいのでしょうか?

私も今、ずっと貯金を切り崩しながらのワーキングプアの果てに心身が壊れた失業者という立場に追い遣られて、有事の準備なんて簡単に言うなよなという状況です。

少しでも人を安くこき使おうというブラック企業が蔓延り、非正規だったり、正社員でもあり得ないくらいの低賃金で働き、ギリギリの生活をしている人たちも多い。

 

貧乏で普段食べていくのも大変なのに、どうやって非常時の分を備えておけというのか…

どうしても、呼び掛ける人も無責任だなと思っちゃいます。

こんな状態で大地震や台風などの災害が自分の身に降り掛かってきたら、本当にどうしたらいいのでしょうか…

 意外となんとかなるかも知れない

避難しなければならないくらいの状況になると、避難所で食料などが配られることもしばしばあります。

また、公共の場や各機関で備蓄を行っていて、非常時にそれを解放してくれるということもあるようですね。

また、災害時にはタダで飲み物が手に入るようなシステムになっている自動販売機や、売り物を配布してくれるコンビニなども増えてきたようです。

万一の際にはそれを頼ることも、頭に入れておくといいかも知れません。

 

ただ、こういったものって大概早い者勝ちなんですよね…

比較的若くてアクティブに動ける人の方が強いかも知れません。

ライフラインはどうにもならない

電気や水道などのライフラインは、その一帯が使えなくなっている場合はほぼみんな使えない状態ですので、仕方がないと割り切るしかありません。

予備電源どうのという御大層な設備は、一般家庭にはそうそうありませんし、不便な思いをすることになる覚悟はしておかなければならないんですよね…

 

せめて空のペットボトル数本に水を入れて用意しておくとか、携帯の充電器の状態を確認しておくとか、それくらいしか準備をしておけるものもないです。

懐中電灯やラジオなどがあれば、ちゃんと点くか定期的に確認しておくことも出来ますが…

単身者だとあまり用意していない場合もあるかも知れませんね。

(私は懐中電灯はあるけれど、携帯ラジオみたいなのは持っていません)

今はスマホである程度のことが代替できますが、後々のことを考えるとあまり電気を消費したくないのが正直なところです…

時には諦めや開き直りも肝心

災害には勝てっこありません。

どんなに人間が地球上に我が物顔でのさばっていても、自然界から見ればちっぽけな存在でしかないのです。

もし家に非常用持ち出し袋や備蓄などを用意しておいても、災害が起きた時に家から離れていたり、家が倒壊したりしてしまえば意味もないですよね。

それに、万一の時に生死を危ぶむような事態になるのが自分ではないという確証は、全くありませんし。

 

でも、出来るだけ生き延びて、その後どう生きていくかに繋げられるか…

そこがやっぱり、いま生きている人には重要なんじゃないかなと思います。

被災なんてしないに越したことはないんですけどね。

先のことは何も分かりませんし、こればっかりはどうしようもありません。

 

ただ人間は万物の霊長だとか地球を支配しているとか、そういう増長を戒めて自分たちの道程を振り返る切欠とするには、いいのかも知れません。