アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

PB出版から電子書籍を出版しませんか?というメールが来たので調べてみたら、お金を取られることが判明。更にブログの画像は他所の印刷会社からの転載だった!?

電子書籍と紙の本、どっちが好きかというと…

まあ、あのね。

うちにメール寄越したってことはバッサリ斬られる覚悟があるってことだよね。

ブログの内容読んで送ってきてるんだから。

そのつもりだと判断して、記事にさせて貰いますので、悪しからず。

 

ということで、なにやら『PB出版』というところから「ブログを拝見して、読み易かったので電子書籍を出しませんか?」みたいなメールが来たんですが…

ちょっと調べてみたところ、とりあえずホームページやTwitterのアカウント(会社・代表者ともに)がありました。

あと口コミみたいなのはていないさんのブログ以外には有益な情報源が引っ掛からなかったので、よっぽど影が薄いゲフンゲフン

ともあれ、流石ていないさん。

かなり参考になることが書かれていて有り難かったです。

www.teinai.work

結論から言ってまず、ここから出版するなんてのはナシなのですが、まず勧誘してきて金を取るのかよと…

ようするに電子出版周りのことでマージンを取る商売をしているようですね。

 

ないわ~。

 

あのね、私これでも物書きの端くれですよ?

お金を貰って文章を書く事はあっても、こちらからお金を払って本を出して貰うなんてあり得ませんから。

(自分の意思で自発的に、自費出版するならともかく)

ちなみに内容や条件にもよりますが、文字単価3円から承っておりますので、もし私に何か書いてくれやっていう気がおありの方はご参考までに。

まず名前がね…

とりあえずPB出版でググると、上の方に企業HPは出てくるんですが、そも出版社としての名前がパッとしませんね。

更にはTwitterで検索してみた時、他の出版社や新聞社などがなんらかの電子書籍を発行した場合も『PB出版』という言葉が使われていて、めっちゃ被ってる。

プライベートブランドのことなのか、或いは経済用語の方か。

ともあれ、埋もれてしまうことは間違いありませんし、ネームバリューもないし名前から受ける印象も薄い。

それだけでここから出すメリットって、私にはまっっっっっったくないんですよね。

 

これがもし、例えすごく大きな出版社ではなくとも、えもてんさんが出版されていた百万年書房さんとかからお声が掛かったとかなら「わぁい!」ってなっちゃうと思うんですけど…

いいですよね百万年書房さん、名前もすごく素敵。

とりあえずブログを褒めつつ、内容に触れていない

まあ多分、定形勧誘文なんでしょうがさもブログの内容を読んだかのように見せ掛けてあるところが、無差別勧誘なのを隠さないものよりちょっと、好かない印象なんですよね。

しかも、返信にブログを読んでいれば分かることすら書かせようとしてくるの、ものすごい悪手だと思います。

冒頭で褒めておいて、馬鹿にしてるのかな?って思いますもん。

そういうの、やめた方がいいですよ。

 

あと、Twitterアカウントの宣伝定期ツイートも文面がちょっと…?

「セルフブランディングを上げて稼げる~」って言い回しとか、ちょっとよく分かりません。

一応代表の方、ライターとも書かれていた筈なんですけどね…

 出版しませんかって誘っておいて、お金を取るのはないわ~。

で、そのPB出版さんのサイト(ブログ)にて掲示されている、出版費用についてのページ。

※2019年12月19日追記:現在はページごと削除されてしまったようです。

 

電子もPOD(プリントオンデマンド)も、1冊出すのに大体3万くらい掛かるんですって。

えーそうなんだー。

これ、電子書籍出したいけど自分でプロデュースできないとか、やり方が分からないって人にはアリな方法かも知れないですけど、条件としてはあまり著作者としてはどうなんだろうって考えちゃいますね。

というかキンドルとかだったら自分で出せると思うよ、ちょっと勉強すれば…

ある程度のことは自分でできないか、試してみてからでも遅くない気がします。

 

まあ、条件的にはそんなところかなと思うんですが、一番問題の部分はそこじゃなくて。

このページに掲載されていて、この記事のアイキャッチにも設定されている画像が、すごく見覚えのあるイラストだったのです(戦慄)

他の印刷会社のイラストを掲載!許可は得てるの!?

印刷会社の作成したサンプルイラストを転載していた…しかも、社名入りのまま(笑)

一見サンプルと書かれているのもあって、知らない人はぱっと見まるでここの出版社のもののように見えるかも知れませんが、他所の社名がしっかり入っています…

 

いやこれ、ありえないでしょ?

何考えてるの?

著作権とかの意識は?

一応出版社を名乗ってるのに、そこのところどうなんでしょう。

 

とりあえず著作元のプリントオンさんには問い合わせてみます。

※2019年12月19日追記:問い合わせ前に該当ページがなくなってしまったので、うやむやに…。

いやさ、本当…なんなんだろう。

 

※ちなみにプリントオンさんは、とっても素敵な装丁の本が少部数から作れる印刷屋さんなので、もし何かの機会に本を作ろうとかそういうことになったら、覗いてみてください。

 

www.print-on.jp

私はこちらにお世話になったことはないのですが、知人がここで作られた本もすごく素敵な仕上がりで、こういう本作れるって憧れちゃうなー!って思っていました。

そうでなくとも製本とか何かを作るということに興味がある方は、HPを見るだけでもわくわくするかも。

 

本ってさ、こういうわくわくしたり、何かしらプラスになる要素が大きいものだと思うんですが…

やっぱり紙の本が好きだなぁってなります。

発達障害のせいか沢山文章が書いてあると読みにくいんですが、それでも本を読むのが好きだったのは、一枚一枚手で紙をめくって読み進めていくのが楽しかったからかも。

紙の匂い、年季の入った本の匂いとか風合いも、惹かれるもののひとつでした。

電子書籍ってそういう部分がないのが、ちょっと寂しいんですよね。

なんて余談を添えつつ。