アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

【注意喚起】「職場で必要とされる人」がやっている行動をすると、高確率で使い潰される

踏みつけられる人

大変お久し振りになります。
なんとか生きております。
様々な要因でなかなかネット上での活動ができなくなっていましたが、少しずつでも動いていけたらいいなということで、超久々のブログ更新となりました。

Twitterなども時々覗いているのですが、トレンド欄に出ているメディア記事で気になったものがあったので、経験者として注意を促したいと思ったので書きます。

問題の記事

さて、それでは話題に上っている記事を見ていきましょう。

toyokeizai.net

こちらの記事では、イラストレーターのJamさんが「職場で必要とされる人」がやっている行動とはどういうものか、というのを漫画形式でわかりやすく紹介しています。

曰く、「空いている席を探して」(人手が足りていない・面倒がられている業務などを探して)それを自分がやることによって、職場になくてはならない人材になるということなのですが……

記事のタイトルを見た時から、私の心が警鐘を鳴らしていました。
読んでみたら、その予感は的中していました。

これは十中八九、絶対にやってはいけません。

今の日本の会社では絶対にやってはいけない!

この記事に書かれていることを絶対にやってはいけない理由、それは

人手が足りない・面倒がられている仕事を引き受けてしまうと、今の日本の会社ではほぼ使い潰される人材にされてしまうからです。

現在の日本で会社を経営している人たちは、大概「安く済んで優秀・有能」という馬鹿みたいなないものねだりの人材を欲しがっているので、色々なことができ、引き受けてくれる人のことは都合よく使い倒すだけです。

感謝はされるかも知れませんが、大抵その場限りで終わりです。
最悪感謝の言葉もなく、やって当たり前だと思われるだけでしょう。
重用される存在には、そうなり得ません。

だからブラック企業という忌まわしい存在が蔓延る訳ですね。

私も会社に属して働いていた頃は、頼まれることをそつなくこなして仕事の出来がよかったり早かったりしたために、どんどん無理な仕事を任されてしまいました。
その結果どうなったかというと……

自分がこなせない程大量の仕事を押し付けられ、うつ病になってしまったのです。

勿論、そうなってしまう前に私は何度も上司に訴え掛けました。
これ以上仕事を大量に任される状態が続くと参ってしまい、退職を選ばなければならなくなると。
ですが、その訴えが更に上の人に届くまで、上司は私の訴えを「その場限りのこと」としてまともに受け取ってはくれなかったのです。
(上長に話が行ったことによって状況は改善傾向に向かいましたが、その頃にはもう私は病気になっていたのです)

結局、うつによる心身の不調によりまともに業務が行えなくなり、私は退職を余儀なくされることになりました。
今でもうつ病は相変わらず治りませんし、元上司を恨んでいます。

ほどほどに働こう

こうした経験から、私はこの記事が提唱するライフハックを支持しません。
漫画を描かれたJamさんには申し訳ないですが、これはたまたまその職場がいい職場だったから上手くいっただけなのです。

ではどうするべきか。

今の日本は終身雇用制度に綻びが生じ、例え正社員だとしても定年退職まで安心だなんて環境は減ってきているのです。
そこを狙って変な情報商材屋やマルチなんかが暗躍しているのも、如何ともし難いのですが……。

とりあえず、仕事は全力でやらないことが大事です。

いつも100%の力を出してしまっては、不意のアクシデントに対応できませんし、疲れてしまいます。
働くことが趣味の人だったらまだいいのかも知れませんが、大多数の人は生活や好きなことのために仕事をして糧を得ているのではないでしょうか?
それなのに、仕事で全力を使い切ってしまって休みの日はずっと寝ている……みたいな生活になっては、本末転倒です。

なので、私としては仕事は自分の全パフォーマンスの60~70%程度で、ほどほどに働いていくことをお勧めします。
全力は、自分の好きなことに取っておこうよ。

本当は働かなくても穏やかにのんびり生きていけるような社会が好ましいと思うんですけどね、個人的には。
日本は特に、従業員の搾取が激しいなとつくづく思います。

生きてるだけで偉いというなら、毎月50万くらい振り込んでくれないかなぁ。