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アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

熊が主役!?訳が分からない…ゴールデンカムイのクリスマスキャンペーン

ゴールデンカムイ

ネットで何らかのSNSをやっていれば、大抵一度は目にしているかも知れない漫画のタイトルですね。

私がなんとなくいるコミュニティでも、最近やたらと名前を聞くので面白そうだな~と思ってググって公式サイトで試し読み出来る部分を読んでみたところ、予想以上に面白かったのでこれは続きが気になるな…と後で単行本を読んでみようと目論んでいるところです。

元々、流行りモノにはよっぽど興味が湧かないとなかなか飛びつかない方なんですが、もうちょっと早く手を出してみればよかったなぁと思うくらいの漫画だったのですが、最近クリスマスに因んだ特設ページが出来たのを知って、見に行ったら…

 

youngjump.jp

 

もう、なんというか

大変クレイジーな内容だったので、

この「わけがわからないよ…」という気持ちを書き残しておこうと思います。

 

作品をご存知の方には今更かも知れないですが、読んでいて「どういうことなの…」となった覚えのある人もいる筈。

そんな方には「あ~あったあった」みたいな生温かい気持ちでご笑覧頂ければと思います。

 

 

そもそもゴールデンカムイって?

 「ゴールデンカムイ」は週刊ヤングジャンプで連載中の青年漫画(著:野田サトル)。

略称は「金カム」

日露戦争が終わった直後、明治時代末期の北海道が舞台です。

 

序盤のあらすじ

戦争で「不死身の杉本」と呼ばれていた杉本佐一が戦死した親友の妻の病気の治療の為に金を求め、北海道の川で砂金を浚っているところから物語は始まります。

 

杉本はそこでアイヌが秘蔵していた金塊と、それを奪った男の話を聞き、未だどこかに隠されたままの金塊を探すことに。

しかし杉本に金塊の話を教え、後に殺そうとした脱獄者を追っていた際冬眠明けのヒグマに襲われ、アシリパというアイヌの少女に助けられました。

 

アシリパは父が金塊を強奪した男に殺されていた為、その因縁と杉本の懇願によって手掛かりを探す旅へ同行することになりました。

しかし、金塊を狙っているのは彼らだけでなく…

北の大地に乗り込んで来た陸軍の師団や実は生きていた土方歳三など、様々な勢力がひしめき合う中で、杉本は金塊を手に入れることが出来るのでしょうか?

 

ストレートなタイトル

「ゴールデン」は普通に英語で、金の~、とか金色の~という意味の他に「黄金期」から取って全盛の~とか素晴らしい~という意味合いもあるんですね。

 

「カムイ」というのは、アイヌ語で神格を有する高位の霊的存在の事。

Wikipediaの説明そのまんまですが、そう説明するしかないんです)

単純に言えば神みたいなものですが、一般的に想像する神とはやっぱりちょっと違うのです。

どちらかというと精霊といった方がいいのかな?

動物や物質、現象などに宿っていると考えられていて、アイヌでは別の世界(カムイコタン)にいるカムイたちが動物の姿になってこの世界に来ているとされたりします。

 

始めに公式サイトで読める一巻の1~3話(公式サイトでは各巻1話も試し読みできます)を読んだ後、このタイトルに「なるほどなぁ」と感心しました。

ストレートに分かりやすい。

 

そして、また別の意味合いというか、「ゴールデンカムイ」というのが何を指しているのか、後々の物語で分かっていくんじゃないかなぁと期待させてくれます。

 

初めて読んだ自分が面白かったところ

明確な目的

主人公の杉本が金塊を求める目的とその理由が最初にバシッと提示され、そこに向かって仲間を増やしながら歩んでいくという、明確で分かりやすいストーリー。

そこに様々な思惑を持つ魅力的な登場人物が絡んできて、次は何が起こるのか、舞台はどこへ移っていくのか…

続きがとても気になります。

豪快なバトルシーン

私が現在読んでいる範囲で、主に熊や対人間との戦いが描かれていますが、豪快で迫力があります。

尚且つ、状況説明や登場人物のモノローグなどもいまどういう状況になっているのか、どんな心理なのかなども分かり易くて「よく分からない状況だな」というのがなく、ストレスもないのが嬉しいです。

 

その反面、容赦なくグロテスクな描写もあります。

ですが、それがまた戦闘シーンの迫力やリアリティを上げている要素でもあるんですよね。

アイヌの文化や知識

これは個人的にすごく嬉しいポイントです。

私がアイヌに興味を持ったのはサムライスピリッツの頃なのですが(最近の人にナコルルって言ってもあまり通じなくてショックだったな~…)、アイヌの分化ってなかなか調べるのが大変だったんですよね。

ネットでもある程度知る事は出来るんですが、やっぱり資料が少なくて。

 

というのも、アイヌは文字を持たない民族でみんな口伝だったというのもあったり、本州の人々に迫害されたりして数を減らしてしまったので今では純粋なアイヌはいないといわれているくらいなのです。

 

あんなに独特で神秘的な暮らしや文化が失われてしまったのは、本当に残念なことで、この辺りに関しては和人この野郎って思ってます。

そんなところもあって、こうしてアイヌを取り上げた漫画がヒットして彼らの暮らしや文化、思想などが多くの人の目に触れる機会を得られたのは純粋に嬉しいですね。

 

あと、個人的にアシリパさんの「リ」とか小文字で表記してるところも好感度大です。

表記通りの発音じゃないところや、小さい文字は弱く発音するとかも独特なところで、いいなと思うんですよね。

向いていない人もいるかも…

バトルシーンに関するところでも言及しましたが、結構グロテスクな描写があるので、血なまぐさいのやスプラッタな画面が苦手な方にはきついかも知れません。

あと、青年漫画だからかちょっとよい子に見せるのは憚られるぜ…という場面もたまにあります。たまに。

 

どんなに世間的に面白くていい漫画でも、「こういう場面や画面が苦手なんだよなぁ」という人が見てしまうとトラウマになったりしますので…どうぞ無理はなさらぬよう。

メリーゴールデンクリスマス

 なんか色々書いてしまいましたが、やっと本題です。

もう一度特設ページのリンクを貼っておきます。

youngjump.jp


お分り頂けただろうか…

 

 

いや、おかしいでしょ?

 

何ですか、ゴールデンリススだから熊回無料公開って。

 

わけがわからないよ。

 

…と混乱してしまうレベルの謎のページですが、熊回三種は大変面白うございました。

狩りやアイヌの知識、アイヌの村で行われている風習なんかも描かれていて、やっぱりビジュアルがあると想像もし易くていいなぁと思うんですが。

クリスマスだから熊か…

 

うん、やっぱりよく分からない。

どうしてそうなったのか全く分からないんですが、なかなかクレイジーで話題を呼びそうだというのは分かりました。

 

しかしですね。

仮面をスクロールさせていくと出てくるプレゼントなんですが

公式のツイッターでも言及されてますが…

 

どういうことなの…

 

=====追記=====

想像と実際の印象

サムネを入れるとリストでの見栄えがよかったので、落書きを入れてみる。

 タイトルから想像したのは、神秘的な金色の大きな狼とか出てくるのかな~みたいな感じだったんですけど、実際は熊!熊!熊あぁぁぁ~~~~!!って感じでした。

(今回の特集がインパクト強すぎたのもあるんでしょうね)

 

ヒグマこわい

 

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