昨日の記事
でも書いてましたペルソナ5の年末特番「Dark Sun…」
なんとか頑張って時間まで起きて見ました!
「Dark Sun…」開始までの前提
ニイジマ・パレス攻略から蓮の逮捕、法外の取り調べから冴さんとの面会を経て、例のショッキングな場面。
「怪盗団のリーダーが拘留中に自殺」という報道が流れてショックを受ける仲間たち、かーらーのー竜司の「なーんてな」で終わったTVシリーズでしたが、「Daek Sun...」はそのシーンからの続きになります。
※TVシリーズ全26話は、dアニメストアで視聴できます(初回登録で31日間無料)
「Dark Sun…」本編
アバンからOP、序盤の流れ
TVシリーズラストと同様の場面に検察長も口封じで殺されてしまうシーンなどを交えて。
ルブランにて、ニュースを見てショックを受けている惣治郎さんの許に現れた冴さんの肩には、ボロボロの蓮の姿が…そしてやっぱりお洒落で格好いいOP。
少し時間の経過があって、獅童が街宣カーで尤もらしく演説しているのを見た蓮は彼こそが自分を前歴持ちに陥れた酔っぱらいオヤジだと気付きつつ、惣治郎さんの手引きでルブランに集まっている仲間たち+冴さんのところに向かいます。
そしてお待ちかねの種明かしタイム。
このシーン、丁寧に説明されていて、会話に参加しているモナの言葉が分からずに困惑する冴さんや窘められても「ワガハイだって喋りたいのに~!」というモナの可愛さにほっこりしつつも、ここでこれだけ使ったら尺が足りるのかな?と心配になってました。
それにしても、自殺報道が流れた時のみんなの驚いた様子は予定通りとはいえ演技とは思えないですよね。
やっぱりかなり危ない橋だったし、冴さんが味方についてくれるかは未知数だったし、蓮の無事(ボコボコだけど)を確認できるまでは気が気じゃなかったんじゃないかな…
そう思うと竜司の「なーんてな」も、作戦の成功を信じつつも自分を奮い立たせる為に言ってた部分もあったのかも知れないですね。
あとやっぱり三島君はいい奴だよ…今回は尺に収まらなかったけど、最終決戦の時のあれとか。
サブキャラの中でもかなり好きです。
あとルブランでみんなでワイワイしている時に外を通りすがっていく武見先生…
特に何かある訳じゃなくても、ちょこちょこコープのキャラを出してくれるのは嬉しいですね。
いよいよシドウ・パレスへ
自分が殺した蓮がニイジマ・パレスの認知世界上にいた蓮だと気付かず、まんまと有頂天になっている明智の様子なども交えつつ、蓮はみんなに事件の黒幕の獅童がかつて自分を陥れた張本人だという事を伝え、万感の思いを胸にシドウ・パレス攻略に挑むことに。
検索のキーワードはすぐ探し当てられ(尺もあるので?)、国会議事堂が豪華客船になったシドウ・パレスが現れます。
結構壮観な迫力のある登場シーン。
パレス内の攻略は駆け足ですが、テンポよく進められて怪盗団がネズミになるシーンもちゃんと入ってました。かわいい。
長く難しいダンジョンも尺の前には勝てないのだ…サクサク進むよ。
ちゃんと春ちゃんのお父さんの下りやら、いろんな事件が獅童に繋がっていることが明かされつつ(合間にべっきぃ先生に学校休んでいるのを見咎められつつ)、ついにパレス攻略はあの場所へ…
この辺で、なぜ明智が裏切り者だと怪盗団が気付いたかの種明かし(パンケーキ発言)。
パレスの攻略が作用して焦り出した獅童により明智召喚、いよいよ対峙です。
既に悪い顔です。
パンケーキに足元を掬われた男、高速で自白&本性を表します。
サスペンスドラマだと崖の上で時間を掛けてやるところですが、尺には勝てなかったよ…
戦闘も格好いいんですが、ペルソナと技の出し合い総攻撃みたいになっちゃいますね。
この辺りの掛け合いは、もうちょっと時間を取って丁寧にやって欲しかったなぁと思います。
私は基本的には「明智この野郎」って思ってますが、いないと成り立たない重要人物ですし…
あと声優さんの演技の変化もやっぱりすごいので、駆け足で終わってしまったのが残念です。
アルセーヌはリアルタイムで一緒に見てた方たちも結構忘れてて(笑)
TVシリーズでは早々に壺(アガシオン)にされてましたけど、最後の方でちゃんと帰ってきてるので…忘れないであげて…
視聴者に忘れられていても、一騎打ちでアルセーヌが出てくるのは熱いですね…!
結局明智は、原作通り改心しつつも獅童の認知上の彼を足止めして…となりますが、個人的にはそれでよかったと思うんですよね。
生きて自首して欲しいとは思うんですが、仲間になるルートがあったとしてもなんとも言えない感じです。
ネットでは色々と噂されていましたが。
双葉砲発動!~シドウとの決戦
そして獅童への予告状。
予告状を出すと、獅童にも蓮が生きていたことがバレてしまう諸刃の剣ですが、ここでまた双葉ちゃんが大活躍してくれる訳で。
双葉砲によって駅前広場のヴィジョンをジャックし、獅童の告発が行われます。
この、並び映った怪盗団の格好いいこと!
駅前広場で放送を見ていた人々が動揺する中、晴れやかな顔をした三島君の姿。
君は本当にいい奴だよ…
シドウ・パレスのオタカラが現れ、とうとうシドウとの決戦です。
やっぱりどう見てのシャ…なんでもないです。
ここもやっぱり技の出し合いやボスの形態変化をどんどん出していく流れで、シドウは一体何なんだと思いつつ駆け足な感じになっちゃいましたね。
(でも春ちゃんだけ物理攻撃してなかった?)
途中、蓮の死体がないことで冴さんが詰め寄られるシーンが入りますが、迫真の演技で上手くかわす冴さん。
この冴さんの演技もいい…
蓮のペルソナがめちゃくちゃ強いやつで、これ二週目かなみたいな感じになってましたね。
最後はベルゼブブだったけど、アリスを侮ったのがこいつ何も分かっちゃいねぇ感。
ルブランでのシーンに武見先生がちらっと出てるのは、アリスのフラグだったのかな。
倒された獅童のシャドウは罪を認めた…と思われたが、表の獅童が最後の悪足掻き。
展開が早かったので、あんまり獅童の大物感が出てなかったかも知れないですね…
崩壊していくパレスから、竜司の機転で脱出するも現実に戻ってくると竜司の姿はなく…
と思ったら、離れた場所に流れ着いたと。
竜司が犠牲になったと思って泣いていた杏ちゃん、可愛かったです。
時は過ぎて選挙後、当選の席で獅童は罪を告白し始めます。
一件落着と思いきや、放送を見た人々はそれを受け入れられず…どうなっちゃうの?というところで終了。
今度は3月か…
ああ、そうですよね…やっぱり最後まで駆け抜けるのは無理だって分かってたけど…
この内容なら、せめて2時間くらいの枠は欲しかったよね。
種明かしシーンとかはあれくらいの密度でしっかりやってくれてよかった(端折ると何が何だかわからないし)し、巻く場面はどんどん巻いていっちゃってOKなんですが、やっぱり明智と獅童のシャドウと対峙するそれぞれのシーンは、もう少し時間を掛けて描写して欲しかったなぁ。
でもこの枠でよく収めた、脚本の方頑張った。とも思います。
元がすごいボリュームがある佳境のところなので、要所を残してここまで詰めるのは大変だったでしょう。
むしろ枠を取る担当の人頑張ってと思いましたが、年末のこの時期に1時間取るのも大変だったのかなぁ…
と色々察してしまう年末特番でした。
展開はめっちゃ早かったですが、作画もよかったしみんな動き回っていて楽しく視聴できました。
そして3月、「Stars and Ours」へ…
次の告知はありましたが、まだ詳細は分かりませんね。
メメントスから最終決戦、ラストまでいくのかな?
次はもうちょっと長い時間で枠を取って貰えていたらいいんですが…
次回もどんな切り口で描いてくれるのか、楽しみですね。
2019年3月25日追記:特番後編「Stars and Ours」の感想もあります
よろしければこちらもどうぞ~。