アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

しょぼ喫みたいなお店を作りたい5-地元の名物を売りたい

地元の味をお店で出したい

昔から「お店をやるならこれを売るお店がいいなぁ」と思っていたものの中に、地元ならではのものがありました。

ひとまずまだ地域と一緒にぼかしておきますが、この辺りならではのものでいわゆるB級グルメ、どちらかというとおやつに食べるような感じのものです。

 

恐らく何人かはおられる、私が住んでいる辺りのことをご存知の方はもしかしたら思い当たるものがあるかも知れないですが、地域を離れると途端に知っている人がいなくなる感じのローカルフードです。

調理行程は蒸して(これは省略している場合もある)焼いてタレを塗るという流れ。

こういうとなんとなく焼き鳥に近い気がしますが、大きさだけは焼き鳥よりかなり大きいです。

老舗の本格的なところでは炭火で焼くところが多いものの、電熱調理の方がパリッと焼けていいらしいとも聞きました。炭火は大変なので、やるとしたら電気調理になるかなぁ。

 

今回は、そんな感じで「それをお店に置くにはどうしたらいいのか」的なことを交えながらお話しようと思います。

 なぜそれを売ろうと思ったのか

ぶっちゃけると、食べたいけどそれを売っているお店があんまり近くにないからなんですね。

昔は近所のスーパーの駐車場に出来合いの小さいプレハブ?みたいなのを置いて売ってたおばちゃんがいたんですが、恐らくおばちゃんの事情かスーパーの方の事情でなくなってしまったんです。

まあ、それくらい少ない設備で出来るものなんですよね(ケータリングカーというか軽トラみたいなので売ってたり、地元ではお祭りの屋台にもたまに出てたりする)

 

金額は調べたらピンキリみたいですが、そこのお店のは当時1串分で150円。

同じ価格で売っていたお店も、今は大抵少し値上げしてるかな…

自分の住んでいるまちでは今、なぜか中心街にはそれを売っているお店がなくて3店くらいあちこちに分散している感じ。

老舗で売れに売れて移転改装、郷土料理的に立派なお店を構えているところもあります。

車社会なので、まあ車持ってれば別にたいした距離じゃないんでしょうけど…

それでも、自転車で結構走らないとどこも行けない場所にあって、時々食べたくなると不便を感じていました。

 

これが某カップ麺の本拠地のまちだったら、割と駅から徒歩圏内というかあそこはコミュニティバスも出てるし乗れればすぐの場所にあったり…

そんな訳で、立地的に空白地帯なんですよね、丁度お店を出したい辺りは。

件のスーパーでの出店でも結構売れていたようだし(遅い時間だと売り切れてたりという日もあったり)、需要がない訳じゃないんだろうけれど…といった感じ。

 

ただ、これを売るだけだったら本当ワゴンの後部くらいの広さがあれば充分だし、居抜き店舗を借りる程じゃないんですよね(場所の選定がある意味難しそうだけど)

こういうのをやりたいな~、と考えていた頃は、どこかの駐車場の隅っことか狭いスペースを借りて出来ないかなということをよく考えていました。

再びこれを扱うことについて考え始めたのは、最近見掛けた情報で別のまちのカフェスタイルでアレンジして出しているところもあるという話を知ったから。

(売っていると分かれば、それを買いに来てくれるお客さんもいるかも知れないなぁとも思ったり)

自分が考えているエリアでしょぼ喫的お店をやるなら、やっぱりこれも出したいなぁと思ってしまうのでした。

仕入れの壁

さて、そんな郷土の味ですが老舗のお店では他のお店に卸販売しているところもいくつかあるようです。

実はそのうちのひとつにHPから問い合わせメールを送って聞いてみたところ、意外にロット辺りの数が多い…そして以外に原価が高い…

更に、そのお店ではブランドを守るためにということで、一定以下の金額で売ることは禁じるとされていることも教えて貰いました。

意外に高めの設定…

これだと、考えていた環境と値段で売るのは難しそうだな、となってしまいました。

 

もう一軒は、比較的近くの老舗のお店。

ただ、ここの商品はかなり特徴があって、ボリュームはすごいけど食感が他所のものと大分違うんですよね…

これはこれで好きなんですが、私は他所のオードソックス(?)なタイプのものの方が好きなので、ちょっと置いておく方向で。

 

最後にもう一軒、卸して貰えそうなお店があるのですが、ここは手が回らないのかHPでの問い合わせは止めていて電話で、ということでした。

電話か…

電話で問い合わせるのって苦手なんだだよなぁ。

まだ出来るかも分からないのに時間を取らせて聞くのは、ちょっと憚られますし。

ただ、ここのお店で卸しているお店や移動販売の商品を見るに、こちらでだったら私が思っているくらいの価格で出せそうだなという感触はあります。

品物の方は大分食べ慣れているテイストなので、その点でも安心ですし。

ここも物件同様、もっと話が具体的になって固まってきたら問い合わせてみようかなと思っています。

まずその段階まで漕ぎ着けられるか、ですよね。

何のお店か分からなくならない?

…というのは一瞬考えたんですが、カフェテイストで出しているお店もあるしまあ大丈夫じゃないかなと。

それに、しょぼい喫茶店の本でえもてんさんも書いてらっしゃるんですが、しょぼ喫も色んな面があるんですよね。

普通の喫茶店として利用している層、ネットや口コミでしょぼ喫を目指してくる層(生きづらい人は大体このグループ)、イベントをやる時は主催によって空気が全く変わる。

そして、手工芸(ハンドメイド)をやっている方の作品も展示していたり…

 

私がいいなぁって思う形態がギュッと詰まってます。

そこにプラスして、その郷土料理(?)を買いにくる方も加わる感じかな(大体何本でお持ち帰りとか、そういうのが多いイメージ)。

それを置くなら、店内にはポットでほうじ茶を用意しておくのがデフォルトになりそうです。

イートインのお店だと基本置いてあるので…

やっぱり地域に根差したお店って、地元の人に愛されてナンボなところもありますしね。

そして私もそれを、食べたいと思った時に食べたい(笑)