アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

令和に否応なくしょぼい起業をする…?(しょぼい喫茶店みたいなお店を作りたい・番外編)

スタートを切る

もうすぐ生活費(失業給付)が途絶えてしまいます。

貯金も家族の面倒を見ている間に底を突き、あるのは月々の支払いばかり。

このままでは生きてはいけません。

 

いきなり深刻な出だしになってしまいましたが、どうにもならないのです。

まともな企業でこの年齢で免許も資格もない私を雇ってくれるところなんて、どこにもありません。

もっと住まいが都心に近ければ、登録制の日雇いのバイトにも行けたでしょう。

でも、こんな辺鄙なところに住んでいては、どう考えても通勤に無理がある。

なんとか手芸で身を立てようとしてはいますが、作れば作る程自分の未熟さを感じ、これではとてもではないけれど売ることなんて出来ないと頭を抱える始末。

 

それなら生活保護しかないのか?

ですが、私には名義だけ自分の、売ることも出来ない家があります。

(この辺りの事情は面倒なものですが、自分の自由には出来ない負の資産があるというイメージで)

持ち家があると生活保護を受けられない可能性があるし、そうでなくとも出来れば避けたい選択肢です。

なんとか自分の力で…そう思っても、現実には高い壁が立ちはだかっています。

 

もう死んでしまおうか。

心が悲鳴を上げ、そんな気持ちが頭の中で暴れ回りました。

貧すれば鈍する、いいことなんて何も考えられなくなりそうでした。

でも私はその時ふと、少しだけ前とは違うことを考えたのです。

 死ぬ前に思い切って、開業できないだろうか?

 死ぬことと、しょぼ喫みたいなお店を始めること。

方向性が全く逆で、突飛に見えるかも知れません。

でも、私はこれまで見てきたものと経験してきたことで、強くお店を開きたいと考えてきました。

イチからの開業なんてどうしたらいいか、まだ分からないところも手探りなところもあります。

それでも実際にやってみなければ、どれだけ知識を詰め込んでも理解できない部分があるんですよね。

だから、勇気をもって一歩を踏み出したい。

 

そう思いながらも、一番の壁が今も私の前に立ちはだかっています。

 

「お金がない」

 

たったそれだけの、けれど重大な問題が、現状と私の精神を蝕んできています。

 

これがもし、前々職を辞めたタイミングであったら。

あの頃は100万ほど、貯金がありました。

週7日休めもせずフルタイムで働いていた(時給は低かったけど)頃の名残です。

それも、10年弱の間になくなってしまった。

東京などに行くと、お金が掛かります。

年に数回だけ、とても見たい舞台などを見に行くだけで諭吉さんが飛んでいきます。

きっとそれくらいの楽しみも、家族の面倒を見ていて収入の少ない人間には許されざるものだったのでしょうね。

でもそれがなければ私は、もう何年も前に死んでいたかも知れません。

死にたい時だって、死は怖い

死のうと行動することって、すごく怖いんですよ。

私は何度か飛び降りたり、飛び降りるのに失敗したりして今こんな末路を晒していますが、本当はあの寸前の状態なんて、もう味わいたくありません。

一度失敗してしまうと、そういう場にもう一度立った時も失敗した時のことまで考えてしまうので、余計に苦しかったものです。

大怪我をしてひどい後遺症を抱えたまま生きなければならなくなるかも知れないし、植物状態で本当にただ命があるだけになってしまうかも知れない。

そう思ったら、動けません…

 

もうこれ以上苦しみたくないから死を選ぼうとしているのに、目前で更に苦しむことになる。

本末転倒です。

あの時死ねていたら、もっと上手い死に方が出来ていれば…と、ずっと初めの一手を引き摺っていました。

 

頻繁に起きている鉄道の人身事故の場合は、ふらっと誘われるように線路に入ってしまうと言いますから、きっと飛び込んでしまった人はまともな精神状態ではなかったのでしょう。

でなければ…しらふで電車が滑り込んでくると分かっている場所に入るなんて、早々できません…

どれだけの人に迷惑が掛かるかとか、ある程度理性が残っていれば考えてしまうものです。

逆に言えば、そんなことすら顧みられなくなる程に、追い詰められてしまった人が沢山いるのだと、悲しくなりますね。

死や消費者金融を選ぶより前に

死を選んだり、消費者金融など利息が高かったり危険なところからお金を借りる前に、融資をしてくれる人を探すことは出来ないだろうか?

しょぼ喫の時の、あんなに驚くような流れのようにいかなくても。

私にはえもてんさんのようなタイミングを図った戦略もないし、カイリューさんのような思い切りのいい優しい人が現れるかも分からない。

プレゼンだって、どんなことを売りにしたらいいのか分からないし、自分の何が面白いと思って貰えるかも分からない。

ただ確実に言えるのは、お金を出して貰ったら逃げないし逃げられない。

そういう性格です。

尤も、土地にもしがらみや愛着がありますから、どう転んでも地元から完全に離れることは出来ないと思います。

 

子供の頃から家庭環境や社会を悲観して、15歳で死ぬことをよすがに生きてきました。

15歳で自殺に失敗し、ろくに勉強しなくてもテストだけは出来たので理系の科がある高校にいい成績で入りましたが、環境の変化や大量のテストが出来ずに引きこもりに。

数年後なんとか働きに出るようになりましたが、そこからは搾取や理不尽な扱いなど、利用されることばかりの人生でした。

若くて世間知らずだった頃、グランプリアートから特に欲しくもなかった筈の絵を売りつけられたこともあります…。

(お陰様で、胡散臭い・怪しい人は何となく分かるようになって、回避できるようになりましたが)

少し前までは、同居している家族の世話をしながら短時間のバイトをしていましたが、祖母が亡くなって祖父も施設に行き、私は会社をクビになったため今はその環境から離れています。

 

お金を貸してくれる人や投げてくれる人がいるなら、私は開業するまでもした後もあるだろう困難に全力で立ち向かいます。

それだけははっきりと言えます。

 

…今までも逃げなかった(逃げられなかった)ことが多かったのですが。

そして、売りつけられて5年程度ローンを払った絵は、今でも持っています(笑)

しょぼいお店を出すことが出来てスペースがあったら、せっかくだしこれ飾ろうかな。

絵自体はね、確かにいいものなので…

物件を問い合わせてみた

それはそれとして…

先日もしかして借り手が付いちゃったかも!?となった居抜き物件

www.arafoneet.com

が、まだ大手の不動産検索に載っているのを見て、あともう一軒気になっているところが月3万(!?)だったので、思い切って中がどうなっているのか等を聞いてみることに。

同じ管理会社さんだったので、そこのホームページからメールを出してみました。

実際店内の様子とか、借りてすぐそのままお店を開ける状況なのかは分かりませんが、聞いてみない限りはパンドラの箱状態ですし…

匍匐前進でも少しは進みたい、追い詰められているような感覚の中でも、どこか前向きな気持ちがあるのです。

 

でも3万って。

2階だし駅から離れているので、そんなもんでいいのかなぁ…とは思うのですが、室内は間取りも出ていなくて遠巻きにカウンターっぽいものが映っている1枚しかなく、喫茶店的な店舗として使えるのか判断しかねます。

写真で見ると、壁も白っぽくまあまあきれいそうではあるのですが…外から見ても今はどうなっているのかちょっとよく分からなくて。

管理会社さんが出してくれるかも知れない資料次第かなぁ…

物件がよくても、お金がないままだとそれ以上進めないのは変わらないのですが、どうしたものかなぁ。

必要な資金の話

上記の物件であれば、恐らく50万くらいあればいけるんじゃないかと考えています。

 死ぬか起業するかのギリギリのラインで彷徨っている奴に安く貸し付けてやろうという者好きな人、いないですかねぇ。

どうせ飛び降りるなら、高いビルより清水の舞台(比喩表現)がいいです。