消費税が5％に引き下げ！？やるなら早くやってくれ！ - アラフォーでニートになりました。

消費税、上がるの？下がるの？

生活が厳しい人間には8％でもきつい消費税。

私も何度も言っていますが、スーパーで食材などを買う時にも消費税込みの金額と睨めっこして「こんなに高くなるの…」と買うのを躊躇してしまう時があります。

世間では経済に大きな影響を与えるような事柄が頻発しているのに、政府は10月の増税を継続して進めていく方向、「もう死ぬしかないんじゃないか」という考えが何度も頭の中を過りました。

…ところがここにきて、消費税を5％に下げる案が出たというのです。

いいぞもっとやれ。

アベノミクスの失敗、雇用統計の誤りなど、これだけ景気の悪い話が続けざまに出れば、いくら機関やメディアが微妙な回復傾向を言い張っても不景気ムードは避けられません。

実際、非正規雇用の万円と正社員ですら低賃金の層も厚く、懐が寒い人は多いのですから嘘に嘘を塗り重ねるような報道に不満や反感が溜まるのは無理からぬこと。

そういう意味でもガス抜きは必要ですし、どこかでこういった流れが出てくるのは、まあ今までの感覚から「やっぱりそうきたか」となります。

5％から8％に変える時、増税分は福祉のためなどに使うと公表していたにもかかわらず、蓋を開けてみればそっくりそのまま借金の返済に充てられていた。

こういうことも明るみになって、消費税に対する信用はがた落ちでしたね。

そして今まで、与党は（自民等の全ての人が考えを同じくする訳ではないでしょうが）とにかくなんとかして8％からの増税を引き延ばしてきました。

そこにこの景気への判断を改めざるを得ない状況や、アメリカからつつかれて減税案が出てきたということは、党内でもそれを望んでいる人たちが少なからずいるのでしょう。

日本はずっと、国民が選んだ訳でもない官僚に踊らされていて、与党になった党は官僚の描いた青地図と実現させたいこと・させたくないことの落としどころを探りながらなんとかやっていっている状況です。

正直、こんなの大きな歪を生み出す原因だと思っているし、連中ののご機嫌取りしながら政治しなきゃいけない与党も大変だ…

この根本部分を変えられなければ、どこが政権を取ろうと誰が総理になろうと同じと思ってしまいます。

（あまり言うことを聞かなそうな人がトップを取った場合…どうなったか、お察しの方もおられるかと）

民主党が政権を取った時は、それに慣れていないこともあって上手く舵を取れない部分もあったのでしょうね。

でも、それくらいは御せないと現状第一党なんてやっていけませんよ。

与党などを批判している人の中には思考停止している人もいるようですが、もっと根本的なところを改善しなければならない。

庶民の生活や精神などなんとも思っていない連中の黒い荒波の中で、必死に船が転覆しないように舵にしがみついている政治家の姿を、きっと考えられないのでしょう。

今の治世に不満があるならあるで、自分たちで党を起こして動いてみればいいのに。

まともな人がまともな政策を打ち出して来たら、私を含め支持政党がない波間の木っ端みたいな人々もこぞって支持することでしょう。

本当に変えたい、よくしたい、熾烈な戦いになっても立ち向かうという決意が必要でしょうけれど。

そういう志を持った人、特に若い人たちが出てきてくれたら、政治に興味どころか失望してしまっている人たちも、少しは目耳を貸してくれるかも知れないのにね。

今回の件についても、増税に向けへばりついている思惑を打ち砕くには、並のハンマーでは役に立ちません。

大打撃が加わって初めて「増税なんて国民が納得しませんよ」という言葉がやっと通るのではないでしょうか。

当然ながら、今はその話が浮上しただけ。

強行に増税を推進しようとしている勢は、何が何でも搾り取りたい。

金持ってるところには甘くして、お金のない層から毟ろうとしているように、どうしても見えてしまいますね。

そりゃあお金持ちはたった2％や3％程度消費が増えても屁でもないかも知れませんが、こっちは5％から8％に増えた時だって大打撃だったんだ。

あれだけ景気が冷え込んだのに、もう喉元過ぎ去ったような顔をして、何をしようとしてるんだ。

そんな思いが巡ります。

大体、失敗したり評判が悪くても全部政権のせいに出来ますから、裏で筋書きを描いている方々は気楽でいいですよね。

私はうんざりですけど。

減税、本当に実現してくれたらどんなに助かるか…

本当なら0にして欲しいですけどね。