アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

鬼強い鬼の話

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今週のお題「鬼」

先日新年がやってきたかと思えば、もうそんな時期。
早いものですね。
絶賛独居中の我が家では、もう豆まきなどの節分の行事をすることもなくなって、たまたま売れ残っている恵方巻を買って食べるくらいなのですが。
それでも節分の話題が出る頃になると、一年でも特に寒い時期であることもあり、季節を感じますね。
寒さが厳しいとか、ささくれがピロピロ出まくるとか、あまり嬉しくない季節の感じ方ですが…

さて、鬼と聞いてふと思い出したのですが、最近「鬼○○」っていう言葉をあまり見かけなくなったな~と。
これも時代の流れなんでしょうか。

「鬼」と時代の流れで、そういえばと

思い出しついでに、最近驚いたことがありまして。

令和の時代に、なんと『うる星やつら』が復活するとのこと。

お知らせを見た時は「マジかよ」ってなりました。
流石に声優さんは世代交代されるようですが、どんな感じになるのかなぁと気になっています。

とはいえ、前に放送されていた頃の記憶も大分おぼろげだし、小さい頃に熱中してみる類のアニメだったかも定かじゃないので(多分ラブコメですよね)
今回のを忘れずに見るとしたら、自分がちゃんと内容を把握して触れることができるのは初めてなのかな……と思います。

元々そんなにアニメを見る方じゃないですしねぇ。
ただワートリは好きなので3期見てました。
ついこの間終わっちゃってロス気味です。
(このまま続くとまた原作追い越しちゃうので仕方ないっちゃ仕方ないんですが)
鬼滅は見てはいるけど、ハマっているというよりはリアルタイムではなく、ABEMAで控えめに見てる感じですね。
というのも、アニメを制作している会社の色々なやらかしがね……原作の先生には悪いんだけど(原作は勿論よかったですよ!)、ちょっと手放しで称賛できなくて…。
社長の例の件もそうですけど、作画の良さをもてはやされているところを見ると、過去に担当した推しジャンルのアニメにも何分の一か、その労力を割いてくれていればよかったのに…となってしまうのです。
活撃刀剣乱舞っていうんですけど。
まぁ与太話もいいところなので、話を戻しましょう。

その辺は置いといて、鬼強いヤツの話

この話の流れでいくと「鬼強い鬼ってあいつか?」と思われるかも知れませんね。
安心してください。

たぶん違います。

www.youtube.com

 

……とまぁ、ワンクッション置きまして。

それではタイトル回収の鬼強い鬼の話をしましょう。

歴史上にも名を残す日本最強の鬼、酒呑童子の話を。

記録や伝承に残っている神や妖怪のような存在って、大抵元となった人物や現象があるんですよね。

かつての日本は一つの国としては統一しきれておらず、朝廷とは思惑を異にする人々、いわゆる「まつろわぬ民」という集団(村や部族など)がいました。
大江山を根城にして大暴れしていたという酒呑童子もまた、こうしたまつろわぬ民の頭領だったと思われます。

それが故に、京都の大江町辺りには今も酒呑童子の命日に刃物を使わないという風習が残っているのでしょう。

実際の酒呑童子が本当はどんな人物だったのか、今では殆ど分かりません。

歴史は勝った方が正義ですから、酒呑童子率いる「鬼」の軍勢に、朝廷の命を受け見事討ち果たした源頼光一行はヒーローという訳ですね。
この戦が時代を下る毎に脚色され、酒呑童子を扱う作品も沢山作られてきました。
その多くが、絵に描いたような乱暴者の鬼としての形を取っています。
最近ではソシャゲで女の子になってもいたりしますが。

ヒーローを輝かせるために大袈裟に描かれていた部分もあったでしょうが、本当の酒呑童子はどんな人だったのかなと、何度か考えたことがあります。
恐らく、俺屍(俺の屍を超えてゆけ)が切欠だったので、その頃からでしょうか。

もしかしたら大江町の辺りまで足を延ばせば、原点の片鱗に触れられるのかも知れません。
それでも、小川で砂を掬うような行為なのかも知れませんが。
歴史や文献に語られる「鬼」の正体とは、本当はどんなものなんでしょうね。
京都には何度か赴いたことがありますが、大江山の辺りはまだ行ったことがないので<世の中がもう少し落ち着いて、また安心して旅行に行けるようになったら行ってみたいですね。

そして先程脱線したついでに、鬼滅の無惨様の話を少しばかり。
無惨も元は人間で、生きたいという思いと謎の植物によって鬼になってしまった存在で、色々と背景があるのがよかったですね。
ラスボスですし確かに強かったけれど、心が弱かった。
そして独りだった、というのが大きな敗因だったんじゃないかと思います。
あと、他の鬼みたいに「こういう事情があるんだよ~この鬼も可哀想なんだよ~」みたいなのがなくて「事情は分かったけど、それは置いといてとにかくお前は滅んどけ」って感じ(個人の感想です)だったのがよかった。