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アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

本当にペンは剣より強いのか ロシアとウクライナの様子から考えてみる

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ウクライナのゼレンスキー大統領が、各国に対して行った演説は、その国その国に合った内容で感心した方も多いようでした。
私も同時通訳の映像を見て「上手いなぁ」と思ったものです。
中にはこんな意見もありましたが

本当にその通りですね。
日本の政治家の方々にも、真面目に取り組んで欲しいものです。

とはいえ、今回の戦争(本当は戦争の要件を満たしていないので、本来ならロシアによる強盗、テロ行為としか言えない気がするのですが)に関して単なる日本の一般市民でしかない私から見て分かるのは、ウクライナはロシアよりも数段、情報戦においては上手だったなぁという事でしょうか。

少なくとも、大体の人たちはロシアのプロパガンダを荒唐無稽なものと感じたり、隣の国に攻め込む酷い国だと、悪者として見ている部分が多いでしょう。
逆に、ウクライナ側の発信する情報の方が信じられている。
それはメディアの報じ方もあるのですが、やっぱりウクライナ側のやり方が上手かったからでしょうね。
あと、背景はどうあれ事実として、ウクライナは武器や兵器を用いての暴力行為の被害者である事は揺らがないですから。
こんな状況でロシアの肩を持つのはよっぽどの偏屈か、あたおかな人しかいないでしょう。

今回の件に関して、一次情報を手に入れられる人や手段は本当に限られています。
現場に行く訳にもいきませんし、確かめようもない。
二次、三次以降の情報を見て判断するしかないんですよね。

今「分かっている」顔をして講釈を垂れている人も、本当は何も分かっていないのかも知れません。
特に日本は、特に情勢に詳しくもない、世間知らずな人がただ芸能人だからと好き勝手に放言していることも少なくないですからね。
情報に触れる際には、充分注意しなければなりません。

それにしても、ロシアは攻め込んでから未だにウクライナを落とせていません。
ロシアが攻め込んだという一報を聞いた時には、これはウクライナ大丈夫なんだろうかと思いましたが、今でも抗争が終わっていないのを不思議に思います。
でもこれ、ウクライナ側の抵抗もすごいのかも知れないけど、ロシア軍があまりにも戦いが下手すぎるというのもあるのだろうな…と、数々のロシア軍トンデモ列伝が流れてくるのを見ながら思ってしまうのでした。

そういったロシア軍の「それってギャグのつもりでやってんの?」みたいな行動には目が点になるばかりなんですが、本当は笑い事じゃないんですよね。
沢山の人が死んでるのに…

ロシア軍として参加した人たちの中には、単に演習だと言われて連れて行かれたり、何も知らずに集められた人たちもいる訳で…
そういう人(特に若者が多いんだろうなぁ)がどんどん死んで、年老いた先導者だけが安全なところにいるのって、本当どうかしてると思います。

日本にも軍隊を使って牽制してきているようですが、その人たちもまともに戦えるのかな?
単なる脅しか本当に攻め込むつもりかは不透明ですが、これ以上国の資源や国民の命を無駄に消費しないで欲しいですよね。
ただでさえ、経済制裁などを受けて国内の状況も苦しくなってきているというのに。