アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

ただ「暴力はよくない」「暴力反対」って言うだけじゃ、大切なものは守れないよねという話

米アカデミー賞会場で、プレゼンターのクリス・ロックさんが、ジェイダ・ピンケット・スミスさんの髪型(長年脱毛症に悩まされ、短髪にしている)を侮辱したことで、夫のウィル・スミスさんがビンタをお見舞いしたというのが話題になっていました。

この件に関しては、色々な反応や意見が出ていますが、個人的には「ビンタ一発で済んでよかったね…」という気持ちが強いです。

だってアメリカですからね。
病気による容姿を侮辱するなんて、撃ち殺されても仕方なかったと思うんですよ。

「暴力はよくない」なんてレベルじゃないでしょ。
だったら真っ先に、クリス・ロックさんが放った言葉の暴力を責めるべき。
こんなの、笑いやジョークでは済まされないでしょう。

日本でも、お笑いの場で容姿を揶揄したりするのはやめよう、みたいな風潮が出てきてますけど、アメリカでもまだこうした、人の容姿や病気などによる特徴をネタにして笑いにするやり方が蔓延してるんですね。
アメリカでも、被害者は「怒った方が負け」とか「本気にするなんて大人げない」みたいなことを言われているんでしょうか?
これでは差別がなくなる筈もないですよ。

しかも、SNSのコメントなどではクリス・ロックさんを擁護するものも多いらしくて、信じられないなと思いました。
そういう人たちは、自分や自分の家族・大切な人が傷つけられてもヘラヘラして終わらせるのかしら。
そういうヘタレな人生でいいのかな。
私だったら、絶対関わり合いになりたくないし、縁を切るレベルです。

クリス・ロックさんは、スミスさんに平手打ちされたこともネタにして乗り切ったんですから、それでいいじゃないですか。
というか、それで済んだことを幸運に思った方がいいんじゃないですかね?

同じように、ただ「暴力はよくない」みたいなことを言っている人も、なんか思考停止しているみたいでげんなりしましたね。
ロシアの侵略戦争の時もそうだったけど、彼らにはその先がないんだもの。

身の回りに何が起きても、ずっと暴力反対と言い続けて、自分も自分の大事なものが危険に晒されても何もできず、何も守れず、奪われていくのかなぁ…
まぁ、それでいいんだったら別にいいんですけどね。

私はそんなの、まっぴらごめんです。
動く気力も殆どないようなうつ病でも、大切なものだけは守りたいなって思っています。
無力かも知れないですが。