アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

文章の書き方の「いろは」第1回 その掴みはOKか?~出だし編~

ここ数日、毎度アクセス数に驚いている状態なんですが、流石にそうそう増えないだろうと思っていたのに昨日は前日の倍以上になっていました…

しかも昼間から皆さんめっちゃ見にきてくださって…と思ったものの、昨日は日曜日でしたね。引きこもりは曜日の感覚が薄くなってしまってんもう、という感じ。

嬉しいけど…解析だけでは測れない事態に、一体何が起きているのか不安もあります。

でも、訪問された方のためになるような記事があったなら幸いです。

 

そんな訳で昨日のエントリー
ar40neet.hatenablog.com

では、ライター業についての話を書いたのですが…

あれだけ物書き業に誘うような内容で煽っておいて、後はブン投げなのもな~…と思ったので、ゆる~い文章の書き方なんかも記事にしたらいいんじゃないかと思い浮かんだままにこれを書いています。

 

またあんたは!

そうやって思い付きで書き始めるから、書き掛けの記事が下書きに溜まっちゃうんでしょ!

 

と頭の中でパンチパーマのおっかさんみたいな人が怒っている(イメージ)んですが、書きたくなったから仕方ないですよね。

自分のブログだからね。好きなようにするだけなのよね。

それがたまたま迷い込んだ人の役に立ったら、それはそれで素敵な事じゃない?

と自分を頑張って肯定しつつ。

第1回とか書いたけど、何回まで続くかも不明です。無計画。

そんな感じで、あまり肩肘張らずにゆる~くやっていくので、よろしくお願いします。

 

という訳で今回は文章の出だし・冒頭・導入部分に関することです。

人の興味を引くには、とても大事な部分なんですね~。

 

出だしが肝心

先頭を歩くツアーコンダクター

タイトルで既に答えを言っちゃってるようなものですが、文章の冒頭部分ってすごく重要なんです。

世の中には沢山文章が溢れているので、ありきたりな出だしでは見向きもされないなんて事も往々にしてあります。

既に星の数ほど作品があり、今も沢山生まれ続けている小説などでは顕著ですよね。

 

そして悲しい事に、段々世間の人々の「読む力」も失われつつあるようで、ライトノベルと呼ばれていたジャンルの小説も、今では内容が難しいという人もいるくらいなのです。

勿論、普段から本や新聞を読んでいる人は強いのですが、そういうものに慣れていない人は長い文章をすぐには自分の頭に落とし込めません。

冒頭で心を掴むというのは、より重要になっていくでしょう。

具体的には、最初の1行ないし3行くらいまでで、どれだけ人の興味を引けるか。

竜頭蛇尾になってしまうのは、それはそれで残念になってしまいますが、文章の出だしは印象的になるように力を入れて考えるようにしましょう。

 

尚、このブログでは出だしについては(ちょっとは考えたりする事もありますが)そこまで力を入れていなかったりします。

「自分が書きたい事を書くブログ」なので…めちゃくちゃゆるいです。

実際に冒頭の例を見てみよう

では、実際にいろんな文章の冒頭に注目してみましょう。

いつも見ているニュースサイトでも、エンタメ系の情報サイトでも、それを書くことでお金を貰って働いている人がいると思しきサイトならどこでもいいので、いろんな文章の1行目、あるいは1~3行目くらいまでに注目したり、見比べてみてください。

ニュースだと定型の出だしもあるでしょうが、時々「おっ」「これは気になる」という記事があると思います。

そう感じた記事の出だしは、自分の感性と近かったり、興味を強く持ち易いジャンルのものだったりしませんか?

 

不特定多数が見る媒体は特に、そんな風に大多数の中から興味を惹かれるであろう人に「この記事の内容を読んで欲しい」と呼び掛ける役割もあるのです。

お店の呼び込みだったり、映画の宣伝映像などを考えるといいでしょうか?

そこが不明瞭だったりつまらなそうだったら、あんまりいい気分にはならないですよね。

「お得そう」とか「面白そう」とか、自分にとって益があるように感じると、お店に入ってみようとか観てみようという気持ちになる訳ですね。

 

他にも漫才などの出だしを見たり、青空文庫でいろんな作家さんの小説の冒頭を見てみたりするのもいいでしょう。

どうしてこんなに色々な文章を読ませたり、聞かせようとするかというと…

 

沢山読んだり聞いたりすると、その分自分の頭を肥やすことが出来るからです。

 本を読んで自信を付けたぞ

先に「普段から本や新聞を読んでいる人は読む力が強い」という事を書きましたが、それの出だしバージョンですね。

沢山の例を読むことによって文章への理解力が培われ、最初は分からなかった書き手の意図や工夫、技法などが見えてきます。

この辺りは個人差もあるのですぐに吸収して実践できる人も、なかなかそういったテクニックを自分のものにできない人もいると思いますが、そこは仕方がないですね。

何が得意で何が不得手なのかは、人それぞれですから。

でも、根気強く色々な文章を読み続けていると、段々何かが見えてくるかも知れません。

 

そして次の段階です。

インプットしたらアウトプット。という事で、自分で出だし・冒頭を書いてみましょう。

アウトプットする事に慣れる

沢山の出だしを読んだり聞いたりした後は、自分の書きたい文章の内容に合わせて実際に出だしを書いてみましょう。

ブログをお持ちの方はブログでもいいし、メモ帳でも、アナログの日記でも構いません。

記事や話題毎に色々な表現を使って出だしを書く場合は、直近3つくらいまでの文章と同じような感じにならないように、バリエーションを考えながら書いてみましょう。

先に読んだ作品や記事の丸パクはダメですが、それを書く媒体によってはパロディなら大いにアリな場合もあります。

例えば好きな漫画のキャラの台詞を取り入れたり、モノローグ(地の文・ナレーションのようなもの)を記事の内容に合わせてアレンジしたものを取り入れると、同じ作品を好きな人はニヤリとしますよね。

 

 

最初は様々な表現をいくつも書いていくのは難しいかも知れません。

ですが、沢山書いているうちには自分なりの表現や、パターンの組み合わせでバリエーションを増やしていく事も出来るようになってくる筈です。

最初は難しくても、慣れてくれば(個人差はあれ)書き易くなっていくでしょう。

定型文や常套句にするのもアリ

漫才などの例を見れば、冒頭は同じ一文というのもアリです。

ただし、これは相手に親しみ易さや自分を認識して貰い易いメリットと、人によってはいい印象を持たれないデメリットを同時に持ちます。

あなたと親しい人や元々交流のある人、あなた自身を好きな人に対してはいいのですが、あなたの事を全然知らずに情報を求めて来た人には「それはいいから知りたい情報はよ見せろ」みたいに思われてしまったりする事もあり得ます。

検索流入などで情報を発信したい場合は、出だしを常套句にするにしても短めにした方がいいでしょう。

 

終わりに

掴みはOKですか?

こんな風に書いてますが、私も仕事として真面目に書いていた時は、出だしをどうするかよく悩みました。

太宰治走れメロスとか読むと分かると思いますが、冒頭によって文章の雰囲気や空気感も強く印象付けたりしますからね。

 

仕事とか関係なしに好きな事を書くのであれば、そんなに難しく考えなくてもいいと思います。

考えすぎて一行も書けなくなってしまったら本末転倒ですし、書く事自体が嫌になっちゃっても悲しいですもん。

色々凝るよりまず記事や話題を書いてみて、後から「これをこうした方がいいかな?」と修正していくのも問題ないですしね。

冒頭の部分はプロでも悩んで、後からあれこれ書き直したりもするものです。

「これだ!」というものが一発でバシッと決まったら、爽快ですけどね。

その一文に惹かれて読んでくれる人がいたら、まさに「掴みはOK!」です。

自由に書ける場で、書き易いところから書いていく。

そして完成させるという一連の行動に慣れてからでも、全然遅くないです。