ウクライナ情勢、すべからく明日は我が身と心得よ

正しい「すべからく」の使い方をしてみた。
最近多いですよね、間違った意味で使われる。
言葉って変わっていくものだから、あまり誤用の方が使われるようになっちゃうと、きっと本当にそっちの意味も持つようになっちゃうんだろうなぁ。

今、連日目耳に入ってくるロシアによるウクライナへの侵攻情勢。
知らなければつい最近始まったような報じられ方をしているから騙されちゃいそうですが、現地の方によると実際はもう2014年から既にロシアは侵略を続けていたのだそうな。
だといううのに、日本のメディアはロシアにおもねったり、いたずらに不安を煽るような報道ばかりで困っているようです。
こうも離れた場所だと、届くのはせいぜい三次四時以降の情報なので、真偽を見極めるのも困難ですよね。
ただの一市民としては、ここは静観するしかないターンですが、ただ黙って見ているだけでは、いずれ自分もウクライナの人々のように命や尊厳を脅かされるようになるのでは？
と感じています。
海を隔てているとはいえ、ロシアはお隣の国ですしね。
その上同じように侵略や虐殺・弾圧などを行っている中国もお隣ですしね。

やだわ、ちょっと、位置的に地球さんに席替えをお願いしたい配置だわ。

まぁそんなこんなで、報道がロシアに全力平伏（それも額を地面に擦りつけてるくらいのやつ）なのは、多分ロシアを怒らせては困るとか、火の粉が降りかからないようにとか、そういう思惑もあるのかも知れませんけど。
それにしたって限度があるだろうと。

仮に彼らやお隣の国が今回と同じようなことを日本にしてきたとして、その靴舐めヘソ天がなんの役に立つのでしょうか。
それをやっておけば自分だけは助けて貰えるとか、いい目を見られるとか、そんな思惑もあるんじゃないかと邪推してしまうんですよね。

でもさぁ、外道はどこまでも外道だからさ、100％恩恵を受けられるなんてことは、まぁあり得ないよねと。
私は怖いですよ。
いつか突然、人命も権利や尊厳も踏み躙られて、国中をめちゃくちゃにされるんじゃないかって。
自分も苦しみたくはないけど、知っている人や身近な人に被害が及ぶのも辛いし、起きて欲しくはない事なんです。

国連の実効力も疑問視されてますし、ロシアのやり方を見てるとあぁ、やっぱり人間ってケダモノから抜け出せないんだなと虚しい気持ちばかりが募ります。
今、ウクライナの方たちは不安や悲しみの中で過ごしているんでしょうか？
こんな事がこれ以上続かず、穏やかに安心して暮らせるようになって欲しいですね。