アラフォーでニートになりました。

アラフォーで会社を辞めさせられ、未来が見えないニート(という名の自営業)が奮闘したりしなかったりするブログです。

2022年3月16日深夜の地震、そして今までにない停電、あって助かったもの

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この記事は備忘録に近いものですが、書き残しておきます。

2022年3月16日の水曜日、午後23時36分ごろ、大きな地震がありました。
私の住んでいる辺りは割と地盤が強いのか、周囲で地震があってもそこまで揺れないことが多いのですが、今回はかなり大きい・長い揺れでした。
こんなに揺れたのは、3.11の東日本大震災以来かも知れません。

当時と住んでいる家が違うので、揺れ方や大きさの違いを単純に比べることはできないですが、グラッときてから大きい波が追い掛けてくるような、大分「怖いな」と感じる揺れでした。
棚の端に置いてあった軽いものが落ちる程度で、家の中ではそこまで被害はない印象です。
震度にすれば4前後程度だったのでしょうが、やっぱりどうしても3.11を思い出しましたね。

当時と違うのは、家に猫がいないこと…
あの時は一緒に住んでいる猫のうち一匹が家の中にいて、揺れが治まるまで怯えているところを抱っこしていました。
それで私自身も少しは落ち着けたと思うのですが、今はひとりです。

意外だったのは、震源地から離れているのに今回は停電が起きたこと。
すぐにブレーカーを見に行っても、落ちてはいない。
スマホの電源は切れると困るので、母のところにSMSを送って一旦スリープ。
近隣はどうなっているのかと、外に出てみました。

ここで役に立ったのがなんとコレ。

 

懐中電灯の電池が切れていて使い物にならなかったのですが、なんと「常夜灯に欲しいな」と思って買ったこれが力を発揮してくれました。
このキャンドル風のLEDライト、電池式でタイマーが付いているのがいいなと思って買ったのですが、ロウソクの炎風のチラチラ揺れるのがいい感じでして。
なかなかいい感じのがないな~と思った先で見付けた割には、存外買ってよかったものでしたが、こんな時に役立つとは。

不規則な生活をしているので、遅い時間にしか起きられない時は夜遅くまで起きている時もあるので、3本の中の中のひとつを午前2時ごろまで点いているようにセットしておいたんですよね。
今回はこれが効きました。

真っ暗な中で廊下に灯るLEDキャンドルが、こんなに頼りになるとは。

そんな訳で、このキャンドルを持ってちょっと外を見てきました。
やっぱり、いつもなら未明まで点いている筈の街灯が消えている。
その代わりに月がすごく明るくて、意外と周囲の様子は見渡せました。

少し歩いて近くの交差点に行くと、信号も消えていて、交通整備の人が振っている赤い棒状のライトが見え、笛の音が聞こえてきました。
こんな時間でもすぐに出動して対応するなんて、すごいな…
お疲れ様ですと思いながら家に帰り、早く復旧することを祈りつつ床に就きました。

…と、思ったら、なかなか寝付けない間に電力が復旧したようで、ほっとしたし有り難かったけど、夜中に復旧作業を頑張ってくださった電力会社や関係者の方々のお陰なんだよな…と思いました。

それにしてもまた宮城と福島の震度が大きくて、その辺りにお住まいの方々が心配です。
(地震自体はあちこちで散発しているので、どの地方に住んでいても安心できないと思いますが)
東北の方に知人のご夫妻がいて、女性の方は妊婦さん、男性の方は明日お仕事で日本を離れる予定と聞いていたのですが、よりによってこんな時に。
どうなってしまうのかな、不安だし心配だな…
今現在も余震があるようだし。
ご無事で、なんとかなる状況でありますように。

電力は復旧したけどすぐには眠れなくて、この記事を書いています。
今回はこれで済んだからまだよかったですが、割と災害に強い場所でもやっぱり何かしらの備えは必要だな…と思いました。
携帯はとりあえず充電済みのバッテリーがあったから、少しは持ちそうですが、懐中電灯も時々電池を確認しないとなぁ。

日々の暮らしに余裕がないもので、非常用のものはあまり用意できていないのですが、最低限は準備しておかなきゃいけないかなぁ、と思います。
まぁ、生活に余裕が出ないとそれもなかなか難しいんですけどね。